2023年4月28日金曜日

新学期を迎えて

 きょうは珍しくスタッフが3人。ゆうスペースのお当番は、
ラスカルと私だが、事務専門に、小梅が応援にかけつけてくれた。
新年度は事務作業がたくさんあるので、お当番の仕事とは別に
やらなくてはいけないこともあり、忙しいのに出てきてくれた。
でも、久しぶりに(という感じもしないけど)じかに顔を合わせて
スタッフ同士、おしゃべりできるのは楽しいものだ。

 きょうのゆうスペースは、私も含めて、先月と同じ方がたまたまいらして
少しは、気楽にお話ししていただけたなら嬉しいし、
私も引き続きのお話が聴けてよかった。継続してお話を伺っていてよい点は、
そのお子さんの成長ぶりが私たちにもよくわかることだ。
お子さんだけでなく、お母さんもご自身では自覚はないのかもしれないけど、
とてもいい方向に進んでおられて、まさしく親子で、ご家族一体で
成長されているという感じがして、頼もしい。
私たちはその変化を傍で見させていただけることをありがたく思う。

毎日見ておられるお母さんにしてみたら、お子さんの成長というのは、
1ミリ単位くらいのものかもしれないけれど、
そのわずかな変化をお話しくださることが、私たちにはポイントと
思えるようなことだったりする。
お子さんの行動が、そばにいるお母さんにとっては、
それは普段なら当然で、特別評価に値しないようなことかもしれないけれど、
ちょっと離れてる私たちの目には、それがとてもがんばっておられるように
映るので、その点をお伝えできればと思う。

新学期は、なんとなしに、気持ちが揺れる。
もう行かないのだなと、受け入れたつもりでも、やっぱり、
制服姿の子どもたちを見ると、胸が痛むし、
楽しそうに会話する生徒たちを見ると、そこに居ないわが子を
想い、涙がこぼれそうになる。春はそういう季節だ。
親の方もそうだけど、当の子どもたちにしても、
決して楽な季節ではないのだろうと思う。
ただ、そうした日々を積み重ねていくと、
しだいに動けるエネルギーもたまっていくものだと思う。

このような、しんどい気持ちを吐き出す場がゆうスペースなので、
少しでも、気持ちが軽くなって、明るい気分になれますようにと
私たちも願っています。どうぞまたお越しくださいね。(Nami)