2023年11月24日金曜日

にぎやかな通信発送日

  きょうはCocoと久しぶりに事務所当番。
先だってのイベント直前に、Cocoに思わぬアクシデントがあり、
イベントの際、正面に貼ってるタイトルはいつもCocoの手書きなので、
ちょっと心配したけど、たちまち回復して復帰してくれて大助かり。
それにしても回復の早いこと。
きょうは、通信の印刷と発送もあり、印刷組のラスカルとさくらは、
直接社協へ。午後からお手伝いの会員さんも来て下さり、
にぎやかに発送業務。
同じメンバーで集まることもなかなかないので、話題も尽きない。

 ゆうスペースは、おふたり。
どちらも男の子で、小学生と中学生。
不登校が始まって間もない方も、ある程度落ち着いておられる方も
共通の心配事は、ゲームのことや勉強のこと、それから、いつになったら
動き出すのか?ということ。
エネルギーがたまってからとしかお伝えすることはできないけれど、
エネルギーがたまってきたということはどういう状態をいうのか、
それは、親にもわかるのか、というご心配もある。

確かに、いつもそばに居る親には、子どもの成長は逆に見えにくい点も
あるかもしれない。でも、同学年のよその子どもたちや、
ほかのきょうだいと比べるのではなく、数か月前と現在の子どもさんの
様子を比べてみると、何らかの変化が必ずあると思う。
一時的には退行したりして、悪化?のように見えることもあるかもしれないけど、
それはこの先を進んでいくための助走である場合もあるし、
成長といっても、直線的に進んでいくものでもないと思う。
毎日見ているお母さんにとっては、子どもさんの成長がわずか過ぎて
気づきにくい場合でも、私たちがお話を聴かせてもらっていると、
前回のお話と比べても、ずいぶん成長されたなと感じることも多い。
継続してきてくださっていると、そういうところをお伝えできて、
ともに喜べるのはほんとに嬉しい。
どうぞまた、お越しくださいね。       (Nami)

 

2023年11月7日火曜日

人と人とがつながる場

 11月3日の開催した20周年記念&「不登校あるある」発行記念イベントには
連休中にもかかわらず多くの方がご参加くださった。ありがとうございます。
長く不登校の子どもと親を支援し、現在はフリーランスの小児科医として
ご活躍の有井悦子先生と♪あんだんて♪代表福本が
「不登校の子を持つ親を支える~私たちにできること」をテーマに語り合い、
また後半は先生が会場からの多くの質問に丁寧に答えてくださり、
参加された皆さまにとって、実り多い時間となったかと思う。
子どもの心相談医としての幅広い知見、ご経験に裏打ちされた力強い言葉に
私たちスタッフもこれまでの日々をふり返り、胸が熱くなった。

参加者の中には、「有井先生に一言お礼を」という方も多く、
終了後には順番待ちの列ができるほど。
先生のこれまでのご尽力を改めて感じた。
また支援者の方もいらっしゃって、あちこちで挨拶が交わされ
ここが人と人とをつながる場になっているんだなと、
支援の広がりもうれしく思った。

あっという間の20年だったが、
今もしんどい思いをしている親御さんがたくさんいらっしゃる。
私たちにできることを、続けていきたいと思っていますので
今後ともよろしくお願いします。

イベント後、初めての活動日。
フェルマータ、マーガレットとともに振り返りながら、片付けをする。

午後からはゆうスペース。
よく参加してくださる常連さんと初めての方、
あわせて3名が参加してくださった。
参加してくださる方はそれぞれ子どもさんの年齢も状況も違う。
また通っている学校の事情もそれぞれだ。
「これが聞きたい」「こんなことが不安だ」とおっしゃることに
私たちスタッフが情報を持ち合わせていないこともよくある。

そんな時、偶然に一緒になった参加者さんから貴重な情報を提供してもらい
それを聞いた参加者さんの顔が「ぱあっと」明るくなることも。
「それが知りたかったんです」と安堵され、私たちもホッとする。
生きた情報は何よりも貴重だ。

初めての方は、早速次回も予約してくださった。
続けてきてくださるとうれしい。
ゆうスペースも人と人とがつながる場。
安全で、安心して参加できる場を大切にしていきたい。(さくら)