2023年1月27日金曜日

寒いけど明るい兆し

 2日前に、10年ぶりという強烈な寒波で、京都も15センチほどの積雪があった。
歩ける程度には雪も溶けていたが、何しろ寒い。
きょうは、ゆうスペース以外に、通信印刷発送作業もあるので、
なるべく早く行こうと、事務所へ急いだ。

 きょうのゆうスペースは、小学生と中学生で年齢には開きがあったけれど、
たまたま男の子同士で、ゲームとの付き合い方という共通のお話もあって
私たちも、最近のゲーム事情などを知ることができてよかった。
今の子どもたちがやっているゲームについてはよくわからないので、
そういう私たちがお話を聞かせていただいても、あまりお役に立てないのを
心苦しく思っていたけれど、
お母さんがご自身でゲームに関わるいろんな情報や知識を得られていること
を知って、とても感心した。
さらに、ご家族で子どもによりよく関わらせるためにと話し合いながら
最善の対応をとっておられるのを聴かせていただけたことは、私たちにも勉強になった。
お子さんも、見守られながら大好きなゲームができることで、自信もつけてきて
おられるようで、何よりそのお話をされてるお母さんが、
一回りも二回りも成長された、という言い方はおこがましい表現だが、
立派に大きくなられた感じがして、スタッフみんなで感動していた。
お子さんの成長もあるけれど、お母さんご自身が厳しくつらい時期を
通ってこられたからこそ、子どもをまるごと受け止められる力を身につけられたような
気がして、なんだかとても嬉しく、明るい気持ちになった。
こういう感動をもらえることで、私たちも活動を続けていく力をもらっている。

一緒に、まだ初期の方が聴いておられたので、参考にしていただけるような
内容だったと思うけれど、これまでの辛かった時期の共感とともに
なにかしらの希望も伝わっているのではと思っている。 (Nami)

2023年1月22日日曜日

東洋経済エデュケーションのインタビュー記事が掲載されました

 約20年当事者と家族を支援、臨床心理士が考える「不登校の子の進路選択」

              世間体や学力で決めず「学校を活用する」視点を

昨年末、不登校の子どもたちの進路選択について東洋経済エデュケーションの記者から♪あんだんて♪代表福本がインタビューを受けました。子どもたちにかかわる親御さんを始め、学校の先生やカウンセラーなど支援者の方々にも読んでいただきたい内容です。しんどい子どもたちが、元気になって自分らしい道を見つけていくきっかけになればと思っています。


『東洋経済ONLINE education×ICT』内 https://toyokeizai.net/articles/-/644217

2023年1月11日水曜日

受験

 事務所に着くと、フェルマータとさくら
が封入作業に手を動かしながらおしゃべりをしていた。
ん?おしゃべりをしながら封入作業か?
どちらかわからなくなる感じが♪あんだんて♪っぽい。
歳が明けて最初の開所日はそんなふうに♪あんだんて♪
(歩くぐらいの速さで)リズムでゆるゆると始まった。

ゆうスペースもゆるゆると。
参加はお1人、お聴きするスタッフはさくらとかむなの2人。
何回か続けて来ていただいている会員さんなので
「今年もよろしくお願いします。その後どうですか〜」から始まる。

年が明けるとやっぱり新学期のことが気になる。
特に受験の学年ともなると、親も子も進路の現実味が帯びてきて、
お互いの気持ちの探りあいをする。
親としては気を遣って言葉を選び話しかけ、
子どもの反応にまた気持ちが揺さぶられ、疲れる日々が続く。

身体の状態、モチベーション、試験勉強など
そもそもうちの子は受験に間に合うのか?
受験できたとして学校選びはどうしよう、
受かったとして続けられるのかな?
期日があるのに見通しのたたないことがいっぱい。
親も子も受験に翻弄される。

お話を聴いていて、10年前の長男の高校受験を思い出した。
春には高校生になっていてほしい、受験、合格してほしいと思っていた。
でも今「受験」を振り返ってみると
結果よりも大事なことを得たように思う。
子ども自身が自分と葛藤しながら、最後は自分で進路を決めたこと。
あの時はよくがんばりました!

注)あくまで今だから言えることです!

3学期のもやもや。♪あんだんて♪と一緒に乗り越えましょう!

(かむな)