2020年11月27日金曜日

思春期

  きょうはさくらと久しぶりにお当番。

満席が多かったゆうスペースは、意外にもおひとりだけのご予約だった。
その分、ゆっくりお話を聞かせていただけた。

 中2のころは、思春期真っただ中。
この年代の子どもたちが不登校になると、
思春期の問題も重なり、親子関係が難しくなるケースをよくお聞きする。
親は、不登校という事実が重くて、
腫れものにさわるような対応をしてしまったり、
どのような対応が正解なのかと、日々悩んだりしてしまう。
思春期が自立へのステップと考えると、やはり少し距離をとるほうが
お互い冷静になれていいのかなと思う。

放っておくというのでもないけれど、何事も本人に任せる、
本人が自分で決める、というのは大事なことだ。
そして、決めた結果を尊重してもらえる経験は、親に対しての信頼に
つながるのではないかな。そういうことを通して
新しい親子関係、家族関係に変化していくものなのかも。
日々の混乱や葛藤は、疲れるけれど、
子どもも日々成長するので、この時期を過ごしたあと、
家族みんなが仲良く、よい関係になるケースは
たくさん聞かせてもらってきた。
ストレスがたまったらどうぞ、ゆうスペースに吐き出しにきてもらって、
このしんどい時期を乗り越えていただけたらと思う。

 ゆうスペースの後は、さくらとゆっくりお互いの近況などしゃべれてよかった。
昨年の今頃なんて、マスクしながらとか考えもしなかったよねと話しながら…。
子どものことも話題に上るけど、老親のこと、お寺やお墓のことに至るまで、
話のタネは尽きることがない。
この楽しみがあるから、続けていられるんだよなぁと思いながら、
きょうも帰途についた。   (Nami)

0 件のコメント:

コメントを投稿