2021年11月10日水曜日

私たちにできること

 最近、本を読んだり映画を観て感じたこと。


♪あんだんて♪に来てくださる親御さんは、
『不登校でも子は育つ』や『不登校からの進路選択』
を読んでくださっていて
「しんどい思いをしている子とどうかかわればいいのか」
を知ってくださっている方が増えている。
だからこそ「無理をして学校に行かせない方がいい」
と自分に言い聞かせつつ
「できたら学校に行ってほしい」「学校に行かせなければならない」
という気持ちも捨てきれずに揺れていらっしゃる方も多い。
学校や周囲の方の対応によっては、その揺らぎが大きくなり親を苦しめる。

不登校に関する情報はずいぶん周知されるようになっているが、
それでも誤解や思い込みで、今でも親が苦しい思いをしている。
それは不登校だけでなく、さまざまな困難でも起こっていること。
どうすればいいのか・・・。

まずは知ってもらうこと、正しく理解してもらうこと。
そして当事者の思いを伝えること。
今苦しい思いをしている人がそれをすることはしんどい。
でも、そこから始めないと自分の子どもを守れないこともある。
ほんの少し先を行く私たちは、非力だけれど
今しんどい思いをしている子どもや親御さんたちのために
少しずつ、少しずつ理解が広まるように
できることをしていきたいとあらためて思う。

ゆうスペースには3人参加してくださった。
来たかったけれど、なかなか思いきれなかったという方も。
親も、しんどいときにはなかなか動き出せない。
私もそうだった。
でもしんどい思いをひとりで抱えないでほしいと切に思う。
まず自分の気持ちを話して、少し肩の荷を下ろしてもらえれば
私たちもうれしい。お待ちしています。(さくら)

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