2025年11月12日水曜日

進路が気になる時期

 きょうは、珍しくお当番は、3人。
Cocoとマーガレットと私だが、マーガレットは会計の仕事を優先し、
ゆうスペースは、私とCocoの担当に。

 きょうは初めての方がおひとりきてくださった。
迷われたと電話があったが、Cocoが迎えに出てくれて、
すぐ出会えたようでよかった。
 中学生のごきょうだいが2人とも家にいるという現状は、
普通ならとてもたいへんに思うのだけど、
お子さんたちの様子も落ち着いておられるのは、
お母さんの理解があり、ゆったりと受け止めておられるからだなと感じた。
お父さんも、理解を示しておられるようだったし、良い環境で
不登校生活を過ごしておられるように思えた。
とにかく、今は焦らず、好きなことをいっぱいして、
エネルギーをためる時間を作ってもらいたいと思う。

中3の方は、進路について、気にならないわけがないと思うけれど、
卒業という区切りは必ず来るし、そこで、進学するにせよ、それを
いったん保留にして、そのまま充電するにせよ、なんらかの決断を
自分でしないといけないことになる。
自分で決めるという経験は、当然迷って、悩むだろうし、不安もつきものだから、
相当なエネルギーが必要なのではと思う。
ご本人が、納得できる決断をするためにも、残り少ない時間を充電に
あててもらいたい。
その経験は、これから先の道に必ず役立つはずだと思う。

きょうは遠方からありがとうございました。
どうぞ、また続きのお話を聞かせてくださいね。 
お待ちしています。           (Nami)

2025年10月31日金曜日

ひとりじゃない

 きょうは、雨模様で、朝から長い傘、長靴仕様で、事務所まで向かう。
マーガレットはすでに先に来て、準備してくれていた。

 このところ、ゆうスペースはおひとりだけのご参加が
多かったのだが、きょうは初めての方と常連の方で、おふたりだった。
初めての方が、途中で迷われたとお電話があったので、
私が迎えに出たものの、出会えず、折り返し電話してみようと
また戻ったけれど、事務所の電話の着信記録が機能していなくて、
なぜか、2月で止まっていた。どうしよう??
交代で今度はマーガレットが迎えに出てくれたら、運よく出会えたので、
ほんとによかった!

きょうは、たまたま、お二人とも中1のお子さんだったので、新しい方は
お仲間がいて、喜んでおられたけれど、ほんとに、
こういう親の会にでも、参加しないと、
同じように不登校で悩んでいる親御さんと出会う機会はなかったよねと
今さらのように思う。
決してひとりじゃない、と思っていただけたら、それが今は
一番安心につながるのではと思った。
再会を楽しみにお待ちしています。     (Nami)


2025年8月29日金曜日

親の不安、子どもの不安

 まもなく9月だというのに、お盆を過ぎたあたりから猛暑復活。
京都は猛暑日50日、熱帯夜50日の「50-50」を記録したとか。
最高気温の記録は他の地域がマークして、「京都はそれほど暑くない??」
なんて思っていたけれど、やっぱり暑いやん!!

その暑さの中、ゆうスペースにお一人お越しくださった。
当番の相方マーガレットとお話を伺う。
お話の中でステキだなと思ったことが二つ。

一つは子どもが不安に感じているのではと思うことを
「それは子どもの不安。子ども自身が解決していくこと」とおっしゃったこと。
子どもさんのことを信じて自分の感情と切り離し、
客観的にご覧になっているんだなと感じた。

そしてもうひとつ。
最後におっしゃった「正解は自分たちで作っていく」という言葉。
親としての「覚悟」が伝わってきた。

聞きながらいつも思う「私はできていたかな?」

子どものことが心配で、気になって「大丈夫かな」とハラハラする。
子どもの不安に親の気持ちが乗っかって、
子どもはどんどん不安になっていただろうなあ。

久しぶりに子どもが帰ってきて、この話をしたら
「小さいときでも、自分の不安や困りごとは
自分で解決するしかないと思っていた」と言う。
結局は自分で決めていかないといけないし、
親には、自分で決めていけるように支えてもらえたり、
本当に困ったときに相談にのってもらえることが
一番うれしいとも。

う~~ん、子どもは子どもなりに覚悟をしているのに、
未だにあれやこれやと心配や不安の先取りをして
オロオロしている私…まだまだ覚悟が足らん。

猛暑はしばらく続きそう。
新学期が始まり、親として不安に感じることもたくさんあると思うが
先回りせず、子どもの持つ力を信じていければと願う。(さくら)

2025年7月9日水曜日

熱中症に気をつけて!

 きょうも暑い。私が遅れて事務所に到着したら、
先にラスカルが来てくれていた。
きょうは、あいにく予約がなかったので、スタッフゆうスペースとなった。
フェルマータも加わり、熱中症に気を付けないとね、というような話から、
老親の介護の話、フェルマータが講演に行った先の話など聞かせてもらう。
不登校の子どもを取り巻く環境は、いまだに地域差がかなりあるようだ。

事務所に来るまでが暑いので、とりあえず休憩してから、スタート。
お片付け得意なラスカルは、ひたすら、シュレッダーをしてくれて、
不要な書類を処分してくれた。
まだまだ、たまっているけれど、少しは空間ができたかな。

来月のゆうスペースは、8月29日(金)です。
暑いさなかですが、もし、良ければ、お越しくださいね。
                         (Nami)

2025年6月27日金曜日

良い出会いに恵まれますように

 きょうは、久しぶりにマーガレットとお当番。
このところ、マーガレットが忙しくて、なかなか事務所に来られず、
オンラインの会議の時くらいしか、喋る機会もなくて、つもる話もあったけど、
会計の仕事で、暑い中、銀行にも行ってくれていたし、
マーガレットひとり、忙しそうで申し訳なかった。
そのうえ、行政の機関に電話しないといけないことがあり、
それもマーガレットに頼んで、さらに仕事を増やしてしまったけど、さすがの
マーガレットは簡単にこなしてくれるので、ありがたい。
そのあと、ちょうど喋りたいことがたまっていたらしいフェルマータも加わって、
3人のスタッフゆうスペースは時間を忘れてしまう。

 ゆうスペースには、暑い中、以前から来てくださっている方が
おふたりお見えになった。
小学校、中学校、高校と、年代は、分かれているけど、
ちょうど、ごきょうだいが2人で、再登校も経験されていたりと、
共感しあえる部分もあったのではと思う。
再登校後、順調なときもあれば、反動がきて、しんどくなるときもあるし、
本人がセルフコントロールを覚えて、うまく調整できるかどうかが、
今後の進み方のカギになってくるのではと思う。
不登校の子たちというのは、「がんばりすぎ」の傾向があるので、
無理して消耗しないように、完璧を目指さずに
ゆるめる術を身に着けて行ってほしいなと思う。

とはいえ、うちの息子の場合も、高校入学後、しんどそうに見えても、
なかなか休まなかったので、それで、あとでしわ寄せが
来たとしてもしかたないと、私も覚悟はするようにしていた。
だが、結果的に、学年が上がるにつれ欠席日数は増えていったので、
年齢とともに、徐々にゆるめることができるようになっていったのかもしれない。

再登校後、順調に進むかどうかは、
たっぷりエネルギーがたまっていることと、
よい友だち、先生に出会えるかどうかという運にも左右される。
そこが残念な環境だった場合は、休養一番で、またエネルギーがたまれば
再チャレンジすればいいのだから、無理だけはしないでほしいと思う。
どうぞ、皆さんによい出会いがありますように。

再登校後のお子さんについては、
不登校のとき以上に、親もドキドキハラハラします。
また息抜きにお越しくださいね。お待ちしています。  (Nami)



2025年6月11日水曜日

まず、深呼吸!!

 梅雨に入り、今日も朝から時折強く降る雨。
足元を気にしながら事務所に向かう。
お当番の相方は前回に引き続きCoco。
今日のゆうスペースは、久しぶりに初めての方がお二人。
ともに、親の会に初めて参加されたとのこと。

子どもさんの年齢は違うけれど、
子どもが学校に行けなくなってしんどいという状況は同じ。
お互いに通じ合うこともあって、うんうんとうなずきながらのお話が弾む。
オンラインでの相談や親の会も多くなっているご時世だが
同じような経験をしている人が「今、ここにいる」という実感は貴重だ。

そんな時間の中で感じることは、お母さんがいっぱいいっぱいになっていること。
子どものためにと、自分のことは後回しにして日々を送っていらっしゃる。
思わず出た言葉が「息していらっしゃいますか?」
子どもが学校に行けなくなって不安でいっぱいだった時期、
「息が浅くなっていたなあ」と思い返す。しんどかったなあ。

子どものことで頭がいっぱいになるけれど、
ちょっと目を閉じて自分に心を寄せて深呼吸!!!
今だから言えることだけど、今だから伝えたい。

参加者さんを見送り、後片付けをして帰途につくときには
朝の雨が嘘のように、日が差していた。
「止まない雨はない」そう信じて、日々を送りたい。(さくら)

2025年5月14日水曜日

(水)のゆうスペースは13時スタート

 きょうは、先月に引き続き、ラスカルとお当番。
私は金曜日にお当番に入ることが多いので、
ゆうスペースの時間を間違えてた!ということを
ラスカルの指摘で気づく。
ただ、早く事務所に着いていたというだけで、
さほど問題はないけれど、
いろんな物忘れや間違いが増えてる自分が怖い。

きょうは、予約もなく、開店休業かもとあきらめていたけど、
運よく予約が入って、おふたりが来てくださった。
おふたりは、定期的に近況報告に来てくださっている、古くからの会員さん。
不登校のその後の方たちではあるけれど、こうして、
元気に過ごしておられるのを伺うのはとても嬉しい。
しんどかった時期を過ごしてこられたのをお聞きしているので
その目覚ましい変化と成長を一緒に喜ぶことができることを
ありがたいと思う。
この先も、きっといろんな出来事があって、ご心配なことも
出てくると思うけれど、後戻りするようなことは決してないだろうなと
思えるようなお話だった。
和やかなひと時が過ごせて、私たちにとっても楽しい時間だった。
お久しぶりの方も、良ければ、どうぞお越しくださいね。 (Nami)