朝から雨が降りそうで降らない、蒸し暑いお天気。
事務所に着くと、フェルマータとNamiが来ている。
早速、先日発売された『不登校あるある』を
お世話になった方々に発送する作業に取りかかる。
20年の活動の中から感じたことを、手分けして執筆した本。
「不登校のサイトで評判になっているよ」との声も聞き、
とてもうれしく感じる。多くの方に手に取っていただきたい。
午後からはゆうスペース。3名の参加。
子どもさんの年齢も不登校の経験も違っているけれど、
お互いの話をじっくり聴き合って、自分の中に思いを巡らせる。
日々、子どもの対応に追われているとゆっくりした時間が持てないが、
ゆうスペースという2時間の枠で、自身とも対話できるのでないかと思う。
私も時々「古傷」が痛む……反省、後悔……
まあ、いろいろあったよね。
うん、「あるある」と笑えるようになった。
そんな中で、時間をかけて子どもさんに心を寄せてきたかたは
「肝が据わっているな」と感じた。私はできていたかな?
子どもの思わぬ言動に揺れる時もある、
子どもの希望を聞き、こんなこと伝えたら
わがままだと思われるかなと不安に感じる時もある。
でも子どもとの信頼関係ができていれば、
不安の中でも、どーんと肝を据えて対応できるんだなあ。
今はまさに渦中で子どもさんに振り回されているように感じていても、
あせらずに、信頼関係を育てていくことって
本当に大切なんだなとあらためて思う。
時々は親子でバトルもあるだろうけれど……「あるある」。
どうやら外は雨が降り、風も強く吹いていたようだけど、
ゆうスペースで私も穏やかな時間が過ごせた。
来てくださった方々に感謝。(さくら)
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