2025年2月28日金曜日

年度替わりの時期

 きょうは久しぶりにマーガレットとお当番。
 ゆうスペースはおひとりのご参加だった。
年度末ということで、何かと変化の兆しが出てくる。
「久しぶりに新学期から登校してみようかな」という気持ちが子どもさんに
出てきている場合、子どもの成長を喜べる半面、その先がどうなるかは
予想もつかないので、やっぱり親の気持ちはざわついてしまう。

年度替わりで、クラス替えもあるし、進学した場合は、学校じたいも
かわるので、親以上に本人も、緊張の時期かもしれないけれど、
本人に力がたまっている場合は、意外と新しい環境でやっていける場合もある。
それでもこれまでの家に居る生活から、一変して毎日登校するのは
相当ハードルが高いと思うので、しばらくはリハビリと割り切っても
いいのではと思う。
短時間登校でもいい、とにかく、行ってすぐ帰ってきても大丈夫。
そういうやり方でもいいんだと、学校側にも理解してもらって
徐々に時間も日数も増やせていけたらいいな。

うちの場合は、中学進学後に再登校し始めたのだが、
1時間目終わったら、すぐ帰ってきていて逆にこちらがびっくりしたが、
そのうち、家に帰らない場合は、保健室でちょっと休ませてもらって、
またクラスに戻ったりするようにもなり、
そういうやり方で、学校になじむ術を身に着けていったように思う。
「無理させない」というのがドクターの指示だったので、
しんどいと思ったらすぐ帰っていいということを、学校に保証してもらうことは
大事なことだったと思う。
もちろん、子ども本人の力のたまり具合によると思うので、
じっくり充電できていると、それほど苦も無く、なじむ場合もある。
いずれにせよ、親のほうが、ドキドキはらはらの時期ではあるので、
親のほうの心配でしんどくなる前に、ゆうスペースで
気晴らししてくださればいいなと思っている。
新学期は、神経を使うことがたくさんあるので、どうぞ無理されませんように…。
またお越しくださいね。
                              (Nami)

2025年2月12日水曜日

あふれる心配ごとを整理してみる

先週末は雪が降るお天気だったが、今日は少し寒さも緩んでいる。
三寒四温を繰り返し、春が徐々に訪れるんだろうなあ。

今日はマーガレットとのお当番。ゆうスペースにはお一人が参加。
「『今日はここに来るぞ』と思ってきました」と最初に一言。
先月から今日になるのを待って待って、来てくださったようだ。
お話を伺うと、子どもさんのことだけでなくご家庭のことなど
心配ごとが積み重なって、押しつぶされそうになられているご様子。
これはちょっと整理が必要かな。

一気にお話しされ一息つかれたときにマーガレットが
引き出しにたとえて「心配ごとを整理しましょう」と言った。

心が落ち着かないときは心配ごとや不安を拾って、
ひとつの引き出しに詰め込んでしまう。
引き出しがあふれそうになるとそれが不安になり、また心配ごとが増える。
それを例えば「子どものこと」「夫のこと」「仕事のこと」などと分類して
それぞれの引き出しに入れ直してみると見やすくなるし、隙間ができる。

「それはよくあることやね」「うちの子も同じやった」
「うちはこんなふうにやってみたよ」などと言葉をかけ、
ゆっくりとお話を伺いながら整理のお手伝い。
今は子育てや仕事などが一段落している私たちだからこそ
できることかと思う。

しばらくするとお話のトーンが変わってきた。
終わる頃には安心なことやうれしいことも見つかって、
整理した引き出しにちょこんと入れられた、ニッコリ。

厳しい冬も必ず終わって春が来る。
花粉症がちょっと心配だけど(笑)

また引き出しがあふれそうになったら、お越しくださいね。
お待ちしています。(さくら)