緊急事態宣言が明け、人々がいつもの生活に戻りつつあるのに
なかなか動き出さない子どもをみると、うちの子だけどうして?このままひきこもり?という気持ちでむねがキューと痛くなる。
社会から取り残されてしまうようで、
早く戻さないとますます差が出て戻りたくても戻れなくなるんじゃないか…
いつでも戻れるために、学校に行けないなら
せめて家であの頃のように規則正しく1日を過ごしてほしい。
私が見えるところで、私が安心できるように…
そんな親ごころとはうらはらに、子どもは自分の世界に閉じこもる。
自分の部屋には鍵をかけ、食事も自分勝手。
どうも部屋で夜中ずっとゲームをしているみたい。
***
『子どもは無言のバリケード』
安心できる僕の孤城に攻めてこないで。
(見えない孤城は不安だから親はなんどもノックする)
ノックの度にビクッとするんだ。
また外に連れ出そうとするから。
外に出て欲しいお母さんの気持ちもわかってる。
でも今は出られないんだ。ごめん。
***
ゆうスペースでお話しを聴いたあと思い出した光景は、
子ども部屋のクローゼットスペースに籠っていた長男の姿とパソコンの光。
子どもが社会人になった今だから、
あの時の子どもの声が聞こえるような気がする。
あの時ノックしまくって、こっちこそごめん。(かむな)
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