2022年10月11日火曜日

学校は好きだけど、今は行くのがしんどい

今日はマーガレットとお当番。
ゆうスペースまでの時間に、彼女は会計、私は事務処理。
おしゃべりもしつつバタバタと作業をしていたら
あっという間に12時をとっくに過ぎていた。
あわててお昼ご飯を食べる。

ゆうスペースはお二人参加。
「不登校の子にとっては学校はしんどいところ」と考えてしまうけれど、
学校生活すべてがしんどいという子どもばかりではないと思う。
「勉強は好きだけど、友達との関係がしんどい」子もいれば、
「友達と遊ぶことは楽しいけれど、勉強についていくのがしんどい」
という子もいる。
別室に登校して勉強したり友達とかかわったり
教室と同じように過ごす子もいれば、放課後登校の子、
クラブだけ行く子、行事だけ参加する子などさまざまだ。

勉強、クラブ、友達など子どもたちの生活が学校中心で、
多くのことが学校に集約されている。
今、子どもが自分の身を置いている学校生活の中で、
「楽しいと思うこと」や「やりたいこと」よりも
「しんどいと思うこと」の方が多くなり、
がんばっている内にエネルギーがなくなってきて
学校に行けなくなってしまう。
時には自分自身を守るために、「行けない」
あるいは「行かない」という状況になることもある。
「学校は好きだけど、今は行くのがしんどい」と言う
子どもさんもいるが、それも本当の気持ちなのだろう。

フリースクールや居場所、あるいは塾やおけいこ事など
学校以外に安心して「楽しいと思うこと」「やりたいこと」が
できる場所がもっと増えれば、
子ども自身はもちろん、親も気持ちが楽になるだろう。
もちろんそれが家であってもいい。
近頃ではオンラインを利用することもできる。

動くのがつらくて、しんどいときはゆっくり休んで、
動き出したときに「安心できる場所」が
もっと増えればいいのになと思う。(さくら)

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