2022年11月28日月曜日

思いが大切にされる現場であってほしい

 毎年11月末に、立命館大学教職研究科の春日井先生が、
ゼミ生を連れて♪あんだんて♪に来てくださる。
中には現場の先生もいらっしゃって
今の学校の様子も聞くことができるので
私たちも楽しみにしている。
例年は♪あんだんて♪の活動のことを紹介するのだが、
今年はフェルマータの提案で、
回復段階に応じた子どもへの対応を聞いていただくことにした。

不登校の子どもに対し、いろいろと支援をしてくださる先生も多いが、
子どもが「今の状態ではしんどい」と感じる場合もあり、
先生の思いと上手くかみ合わないときがある。
それは先生が悪いのではなくて、タイミングが合っていないだけ。
そんな行き違いを少しでも防ぐために、
子どもの回復段階を知っていただき、
その時にあった支援をしていただくことは
お互いにとってとても大切なことだと思う。

それでなくても、今の教育現場は大変なことが多く
疲れ切っている先生も多いと聞く。
今日来てくださった学生さんは熱心に話を聞いてくださり、
これから自分がかかわる仕事で活かしていきたい
という思いが伝わってくる。
彼らがかかわる現場が、
その思いを大切にされる場所であるようにと願っている。(さくら)


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