2023年2月24日金曜日

私にとって大切なゆうスペース

 朝から氷雨。
JR線で京都駅からトンネルを抜けると、一気に寒くなるような気がする。
それでもいつも暖かいのが、♪あんだんて♪の事務所だ。
途中で会ったNamiと事務所に着くと、フェルマータが迎えてくれる。

午後からゆうスペース。先月と同じ参加者さん。
初対面でもなぜか同じような状況の方が同席され
『♪あんだんて♪マジック』なんて言っているけれど、
マジックではなく、年代や状況に変わりなく
困りごと、悩みが同じなんだなと感じる。

子どもの暴言…暴言というより今まで胸にためていたことを
親にぶつけてくるのだろう。
こちらとしては「申し訳ない」という思いにもなるのだけれど、
理不尽さを感じることも事実。
「本当に見放している親には言わない。
ただ感情の出し方がわからないだけだから、
同じ土俵に立たず、受け流すことも必要かも」と参加者さん。
ほんまやなあ、そのとおりとしんどかったときのことを思い出す。

ゲームやネットのことも、私たちの子どもの時代とは状況も違う。
参加者さん同士が情報交換され、その中で気づきがあり
自分の子どもの状況が腑に落ちることもある様子。
私たちはただ聞くのみ。で、気がついた。

今の子どもさんは、自分の興味関心でネットを通じて仲間を作る。
そこにはリアルと同じような人間関係があり、
不登校を経験して生きている「少し先を行くモデル」がいることもある。
わが子をリアルの世界に引っ張り出そうとしていた頃と
全く違った「不登校の子が生きる場所」があるんだなあ。

もちろん、それがいいのかどうなのかはわからない。
でも正解はないのだから、子ども自身が活き活きとしていれば
それでいいのではないかと感じる。

参加者さんのお話を聴きながら、わが子のことを振り返る。
思うことはいっぱいあるけれど、最後には「これでよかったのだ」と思う。
ゆうスペースは私にとっても大切な場所だ。(さくら)


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