2024年5月7日火曜日

『やさしさに包まれたなら…すべてのことはメッセージ〜♪』

 ゆうスペースは2人のご参加 

お一人は、

この頃ずっとしんどかったけど
♪あんだんて♪はすべて肯定してくれるやさしさの場所だから、
今日は来ましたー

と言ってくださった長年ご利用のサポーターさん

もうお一人は、
大学に進学されてる不登校のお子さんの先の姿を聞くと、
今のままで大丈夫かな?と不安になる揺らぎがおさまりますー

と、ほっとされたお顔の不登校&思春期真っ盛りの親御さん

やさしさにつつまれているゆうスペースに居ると、
日常のざわざわする出来事も未来へのメッセージに変わるのかな。
だったらいいな…

情報がいっぱいで立ち止まれなくなってる時代。
だからこそあえて、時間をかけて揺らぎながら、
自分らしさを探していく。
これが♪あんだんて♪からのメッセージです。(かむな)

2024年4月26日金曜日

お母さんの休養も大事

  きょうは、Cocoとお当番。2か月ぶりの再会なので、また
いつもの近況報告をしていたら、すぐに時間がたってしまう。
こうして、気兼ねなくおしゃべりできる場があるのも
私たちにとって嬉しいことだ。

 きょうのゆうスペースは、初めての方がおひとりだった。
お引っ越しされたこともあり、やっと落ち着いたので、
出てきてくださったのだろうと思う。
おひとりで、ずいぶんがんばってこられたようにお見受けしたが、
それだけのパワーがあるってすごいと、心から尊敬する。
でも、無理しないでくださいね。お母さんが楽になるように、
過ごしてもらえたらと思います。

ある程度の期間、すでに不登校で過ごしてこられたお子さんは、
それなりに、自分のペースを会得されていて、
周囲にも理解があるかたが多いようで、機嫌よく暮らされてるようだった。
ただ、ごきょうだいの関係、特に、登校してる子としてない子がいる場合、
親にとって悩ましい問題だけど、それぞれが大切な子どもだと、
伝え続けるしかないように思う。きっとその気持ちは伝わるはず。

きょう、心に残ったのは、理数系が好きなお子さんの興味にそって
一緒に活動してくださる先生がおられて、そのお話を聴けたこと。
たまたま、「宙わたる教室」(伊与原 新)を
図書館で借りて読んだばかりだったので、
それをイメージして、勝手に私のほうが感動していた。
(この本もとてもよかったです。)
きょうは、がんばってこられたお母さんのお話を聴かせてもらえて、
私たちのほうが元気を分けていただいた気がします。
どうぞ、ほっと一息つきたいときに、またいらしてくださいね。(Nami)

2024年3月29日金曜日

通信印刷とゆうスペース

 きょうは、マーガレットのピンチヒッターで、
急遽フェルマータが入ってくれたので、珍しく二人で事務所当番。
通信印刷もあるので、さくらは、いつものお手伝いの方と
先にそちらに向かってくれている。

 きょうのゆうスペースは、常連さんと初めての方のおふたりだった。
たまたま、男の子で年頃も近く、常連さんのほうは、
すでに動き出しておられる先輩となるのだけれど、
似たような経験をされていたので、そのお話を
初めての方が聴かれて、とても安心されたのではと思う。
親の会の良さというのは、これに尽きるのではないかな。
自分だけがこんなしんどい思いをしてるのだと思いがちだけど、
案外、似たような経験や境遇の人がほかにもいるのだと知るだけで
なんとなくほっとする…ゆうスペースはそういう場であってほしいなと思う。

不登校の件について、お互いの立場がわかりあえたり、
共感しあえる人とは、普段の生活ではちょっと出会いにくいかも
しれませんが、♪あんだんて♪に来てくださると、
そういう出会いがある場合が多いので、ぜひここで、
気持ちを吐き出してみてください。
私たちは少しでも楽になれるようなお手伝いをしたいと思っています。

 きょうは、さくらとお手伝いの方がおふたり来て下さってて、
通信印刷と発送作業が、手慣れた3人のため、
いつものようにあっという間に終わっていた。
私は、会計のマーガレットがいつもやってくれている仕事を
やりながら、いつも苦も無くやってくれてる
マーガレットってほんとにすごいと思った次第である。
                      (Nami)


2024年3月13日水曜日

SOSを出すことをためらわず

 今日はさくらとお当番。
私たちも子どもの不登校時代は、
やるせなさやいろんな思いを話して助けてもらったが、
今は夫婦の暮らしや子どもとの距離の取り方、
親の事などが話題になることが多い。
一番しんどい時を知ってる仲間なので、
なんでも話せてありがたい。

今日のゆうスペースはお一人だったので
ゆっくりお話を聞かせていただいた。
子どもを知り、情報を集める事って大切だけれど
親だからの思いが強すぎたりすることもある。
ゆうスペースが、
そんな時の息つく居場所になれたらいいなと思っている。

他にもいろいろな所で息抜きできれば、
SOSを出すことをためらわずに求めていければいいな。
今回はお一人だったけれど、
他の相談者さんと話すことによって気づくこともあるので、
また来てくださいね♪(小梅)

2024年3月1日金曜日

楽しく休養する

 きょうはCocoとお当番。急いで事務所に向かったはずだったが、
先にCocoが来てくれていた。Cocoと直接会うのは、ひょっとして
昨年のお当番以来?で、とりあえずの近況報告が長引いてしまう。

 きょうは、お二人参加のゆうスペース。
どちらも常連さんだったので、その後の近況を聴かせてもらう。
小学生と中学生で、立場は違うけれど、今大事にしないといけないことは
共通している気がする。
おふたりともご家庭で、ゆっくり休養しながら、好きなことはされていて、
十分、力をためてきておられるようにお見受けしている。

どの程度、力がたまってきたら、どの程度動けるのか、というのは
本人にしかわからないし、もしかしたら、本人もあまりわからないのかもしれない。
暇なので、「〇〇したい」と言ってみたところで、
それが続くかどうかもわからず、新しいことにチャレンジするのは
ハードルが高いと思ってしまいがちだけれど、
本当の意味で、力がついてきたら、高いと思っていたハードルは
易々と越えてしまうということを、いろんなかたのお話でお聞きしているし、
我が家の場合もそうであったと思う。

予定していたことをドタキャンしたり、
やろうとして始めたのに、結果としてできなかったり、
親としては、「自分で言い出したのに」と言いたくなるような
こともあったりするけれど、
それらはすべて、この先の乗り越えるべきハードルに向けての
助走であるように思う。
結果としてできなかった、となったとしても、そこに至るまでの
プロセスを経験することは、「できた」場合も「できなかった」場合も
同じだ、ということを当時、カウンセリングで指摘されたことを思い出す。
親子で十分暇で退屈な時間を楽しんで、
不登校時間を過ごしてもらいたい。
とはいえ、春は新年度に向けて、何かと気持ちがざわつくときでもあるので、
そういうときはゆうスペースをぜひ利用してくださいね。 (Nami)

2024年2月14日水曜日

ともに学び、ともに考える

受験シーズン真っ只中に、寒暖差の大きな日々。
受験生の親御さんも気を遣われる毎日かと、
お当番のマーガレットと懐かしい日々を思い出す。

ゆうスペースの参加者はお二人。
ともに中3で、進路も決ってホッと一息。
とはいうものの、4月からのことは気にかかる。
「私たちもそうだったね」とこれも懐かしい。

ただ学校に行っていない子どもの育ちは本当にそれぞれだ。
「あるある」と思わず声を上げてしまうようなことも多いし
経験者から聞く育ちのモデルのようなものもあるけれど
「自分の子どもには当てはまらない」と不安になることも。

ゆうスペースでお話を伺う中でも、自分が経験したことがないことや
当時は気にならなかったこと、心配にならなかったことなどを耳にする。
同じように思えることでも、子どもさんや親御さんを取りまく状況によって
大きく違ってくることも多いなと気づく。

私たちにできることは限られているけれど、
安全な場所で、安心してお話しいただき、
ともに学び、ともに考えることができたらと思う。

少しでもお気持ちを楽にしていただけたら、
との願いを込めて。(さくら)

2024年1月26日金曜日

通信印刷とゆうスペース

 きょうは、ラスカルと事務所当番。
通信印刷もあるので、さくらは直接社協へ向かってくれた。
さくらとラスカルは、通信の編集も担当してくれているので、
印刷日までにも仕事がたくさん。
20年も活動をしているので、今号は125回目の発行で、
ふたりとも、慣れたものとはいえ、それぞれがどういう状況であっても
自分の仕事をきっちりこなしてて、身びいきと言われるかもしれないけど、
ほんとにすごいことだし、感謝と尊敬しかない。
また、印刷日は、ベテラン?のお手伝いの方が
ありがたいことに、毎回お越しくださり、
これまた、手慣れたものなので、すぐに発送準備が整う。
そんなわけで、私は帰り際に郵便局に運ぶのを手伝うだけで終わってしまうという
印刷日の風景はいつものことである。

 ゆうスペースは、お二人のご参加だった。
おひとりは、初めての方で、中3の方だったのだが、
この時期になると、卒業後の進路については悩まれて当然だろう。
特に、本人に目に見えるような動きがさほどない場合は、
親としても動きづらいものがある。
お母さんはご本人の意志を尊重しておられたので、
それで十分だと思った。
ただ、今は、動けなくても、親は情報を集めておくのが大事というのは、
うちの「不登校からの進路選択」の本や、♪あんだんて♪通信でも何度も
取り上げさせてもらっているところだが、
情報を持っていることで、親の気持ちも安定するので、
そうしながら、この時期を過ごしてもらいたいと思う。

ご本人の意志で、納得した進路を選択できれば何よりだと思うけれど、
エネルギーが十分でなく、選択できない場合であっても、
この際、先延ばしにしてもなんとかなるものだということも
併せて伝えていけるといいなと思う。そういうのもアリだと
伝えたうえで、自分はどうしたいのかを考えてみてほしいと思う。
学校の区切りとご本人の進み具合は必ずしも一致するものでもないということは
多くの方のお話を聴かせてもらって、感じているところで、
親としては、歯がゆいかもしれないけど、
焦らず、ご本人のペースを見極めることが大事かなと思う。

進路選択に限らないですが、こうしたときのはらはらやらイライラは、
一人で抱えずに、ゆうスペースに吐き出しに来てくださいね。
お待ちしています。             (Nami)